僕の借金の始まり【第1話】【サラリーマン時代】

借金物語【サラリーマン時代・営業マン】
 

僕の借金の始まりは、27歳の頃だった思う。

24歳で、ある通信機器の営業会社に就職した僕は、27歳で数名の部下ができた。

その会社はチームごとに営業成績を競わせて、毎月、成績優秀なチームを表彰したりしていた。

僕は学生時代にバイトをしていた頃に、後輩をもったことはあったが、チームリーダーというのは初めての経験だった。

しかも、自分でも営業成績を上げながら、部下のお客様への同行、部下の売り上げの管理や、叱咤激励をしなければならない。

要するに、プレイングマネージャーを求められていたのだ。

落ち込んでいる部下を励ますために、飲みに誘ったり、チームの売上がトップになったときは、僕の奢りで居酒屋で祝杯をあげたりした。



チームリーダー手当は月10000円

しかし、チームリーダーといっても、月に10000円の手当のみだったので、部下に奢っていたら、たちまち無くなってしまう。

だけど、若かった僕は、その会社で出世したかったのだ。

だから、少しくらい自分のお金を使って部下に奢っても、将来を考えれば投資だと思っていた。

そして、僕のチームは毎回、売上トップを取るようになっていったのだが、僕個人の財政は火の車。

ボーナスで返せばいいと、消費者金融から10万円借りたのが始まりだった。

つづく

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