僕の借金の始まり【第2話】【サラリーマン時代】

借金物語【サラリーマン時代・営業マン】
 

最初の契約は、「アコム」だった。

当時は無人契約機が出だしたころで、「むじんくん」という機械で契約した。

窓口に行くのには抵抗があったから、ちょうどいいタイミングだった。

無人契約機で画面に従って操作すると、ときどき、オペレーターのお姉さんと直接やり取りする。

無人契約機であっても、インターホンごしに人と話をするようになっていた。

20分ほどで契約、審査が終わり、すぐに10万円借りることができた。

毎月の支払いは3000円だったと思う。

「3000円くらいだったらなんとでもなるな」

この手軽さが、のちに僕が借金の泥沼にはまっていくことになるのだが・・・



毎月の収入では既に足りなかった

毎月の収入では既に足りなかった。

当時、僕は恋人と暮らしていた。

彼女はアルバイトで、僕は正社員だったから、僕が生活費を捻出していた。

車も持っていたから、全然、お金が足りなかった。

基本給+営業歩合で毎月の給料が変動するから、毎月、必死に働いた。

営業すれば売れるのだが、個人の成績ではなく、チームの成績によって僕に歩合が入るものだから、それこそチームの皆で協力できるように努力した。

悩みなども聞いてあげて、たまには仕事を昼で切り上げたり、1日のノルマを達成した営業マンには、午前中であろうと、オフタイムにできるようにした。

もちろん、営業成績が上がったら、皆でよく飲みに行った。

全てが僕の驕りではなくても、立場上、僕が多く払うことになる。

10万円なんてあっという間になくなった。

僕は、これではちょっと財政破綻してしまうので、学生時代から得意だったパチスロにまた手を出すようになった。

これが、僕の借金を大幅に増やしてしまう原因にもなったのだ。

つづく

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