そして緊急入院へ【緊急入院3】

緊急入院




担当医がしばらくパソコンでカタカタやっていた後、再びオレの方に歩み寄ってきて、こう言った。

「ノブオさん、病状をご説明しますので、お母様にご同席頂いてもよろしいですか?」

「はい、お願いします」

オレは自宅から救急車で運ばれてくるとき、母に付き添いで来てもらっていた。

母が病室に入ってきて、担当医が病状の説明が始まった。

「血液に特に問題はありません、熱中症も疑いましたが、全身の筋肉が吊るといった症例は見たことがないので、推測の段階ですが、薬剤使用による症状と考えています。」

なぬ?薬剤障害?なにか新しい薬使ったっけ?使ってないはずだが・・・

先生が言うには、長期間同じ薬を使うと、出る症状に似ているらしい。

まだ推測段階だから、なんともいえないらしいけど・・・

「このまま入院してもらいます」

先生の言う通り、オレはこのまま入院することと相成った。



緊急病棟

オレは緊急病棟という病棟に移された。

この緊急病棟は、救急車で運ばれてきた患者が、病状が安定するまで入院する病室だ。

したがって、いろいろな病気の人が、一緒の病室に入っている。もちろん、病気の感染対策はされている。

4人部屋に先客は一人。

オレは喉を手術したとみられる初老の男性と同室となった。

初老の男性は、常に、苦しそうに喉にたまったタンをだそうとしている。

顔は見えないが、かなり辛そうだ。

しばらくして看護師がきて、入院時の説明、同意書へのサインをする。

そしてすぐに昼食。

いつも豆腐と漬け物のみの生活をしていたので、病院食のバラエティにとんだメニューは、新鮮に思えた。

つづきます。

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