【2025年版】ワーホリ・留学生向けTax Return完全ガイド|必要書類・申告方法・Medicare Levy免除まで解説

移住・ワーホリ・留学

こんにちは、Miwaです!オーストラリアでは、毎年7月になると「Tax Return(確定申告)」の季節がやってきます。

ワーホリや留学生でも、仕事をした人は申告が必要な場合があるって知っていましたか?
この記事では、「何を準備すればいいの?」「どうやって申告するの?」といった疑問を解消しながら、失敗しないTax Return準備のステップを解説します!


Tax Return(タックスリターン)とは?

Tax Returnとは、オーストラリアの税務署(ATO)に年間の収入と支出を報告する手続きです。
過払いの税金が戻ってくることもあり、しっかりやれば数千ドルの返金が受けられることも!

対象者は?

  • ワーキングホリデービザ(subclass 417/462)で働いた人
  • 学生ビザでアルバイトをした人
  • TFN(タックスファイルナンバー)を使って収入を得た人

2025年の申告期間

  • 2025年7月1日〜10月31日(前年度:2024年7月〜2025年6月の所得が対象)

※税理士(Registered Tax Agent)を通すと、期限が延長されることもあります。


Tax Returnに必要なもの一覧

最低限そろえておきたい書類と情報:

必要なもの説明
TFN(Tax File Number)税務管理用の個人番号。雇用時に提出しているはずです。
MyGovアカウントオンラインで申告するための政府ポータルサイト。ATOと連携が必要。
インカムステートメント(収入証明)雇用主が発行。6月末にMyGov上で自動的に確認可能。
銀行口座情報税金の返金がある場合の振込先。
パスポート/ビザ情報初回申告時に本人確認として必要になることも。
経費や控除に関するレシート留学生や自営業者向け。経費申請したい場合は保管必須。

MyGovとATOを連携する方法【画像付きガイドは別記事で】

  1. MyGov(https://my.gov.au) にアクセスし、アカウント作成
  2. 「Link a service」からATO(Australian Taxation Office)を選択
  3. TFNや銀行情報、過去の申告内容を入力して連携完了!

💡ATOと連携することで、雇用主からの収入情報が自動反映され、申告が超簡単になります。


Tax Returnの申告方法3パターン

方法特徴費用
1. 自分でオンライン申告(MyTax)無料/ATOの公式サイトから簡単に申告可能$0
2. 税理士(Tax Agent)を利用書類ミスが心配な人におすすめ/日本語対応もあり$60〜$150
3. 日本語サポート付きサービス(例:Taxback.com)ワーホリ・留学生向けの定番サービス成功報酬型(返金額の数%)

失敗しないための3つの準備ポイント

1. インカムステートメントの確認は7月中旬以降に

雇用主からのデータは7月上旬までにATOに送られ、MyGovに自動で反映されます。急いで申告しないように!

2. 銀行利息・副業収入も忘れずに

銀行口座に付いた利息や、Uber Eats・フリーランス収入もすべて申告対象。漏れがないように記録を取っておきましょう。

3. 日本帰国予定がある人は口座を残す

返金はオーストラリアの銀行口座に振り込まれるため、閉じる前に必ず申告を済ませるか、代理人を設定しておくこと。


Medicare Levy(医療税)の免除申請を忘れずに!

オーストラリアのTax Returnでは、「Medicare Levy(医療税)」と呼ばれる所得の最大2%が課税される仕組みがあります。しかし、ワーホリや留学生などの一時滞在者は、Medicareの医療制度を利用できないため、免除の対象になることがほとんどです。

なぜ払う必要がないの?

  • Medicareはオーストラリア国民・永住者向けの公的医療保険制度
  • 学生ビザやワーキングホリデービザではMedicareに加入できない(例外あり)
  • よって、課税対象外=免除申請が可能

Medicare Levy免除の申請方法【ステップ解説】

MyTax(オンライン申告)でのやり方

  1. MyTaxでTax Returnの入力を進める
  2. 「Medicare Levy」セクションに進む
  3. 「Are you eligible for an exemption or reduction of the Medicare levy?」の質問に “Yes” を選択
  4. 次の選択肢で「You were a foreign resident for tax purposes」または「You were not entitled to Medicare」を選ぶ
  5. ビザの種類や期間を入力
  6. 必要に応じてパスポート情報などを追加

🔑ポイント:「You were not entitled to Medicare」=免除理由として正しい選択肢です。


Medicare Levy免除の注意点

項目内容
対象者海外からの一時滞在者(学生ビザ・ワーホリ含む)
条件年間を通じてMedicareに加入していなかったこと
提出タイミングTax Return時に一緒に申請する
書類基本的に追加書類は不要(ATOから連絡があれば提出)

免除申請を忘れると、自動で数百ドルのMedicare Levyが課税されてしまうので要注意!


ワーホリ・留学生はMedicare Levy免除を忘れずに!

Tax Returnの際は、「Medicare Levyの免除申請」を忘れずにチェックして、無駄な税金を払わないように注意しましょう!

まとめ|準備さえすればTax Returnはこわくない!

  • ワーホリ・留学生でも申告は必要!(義務)
  • MyGovとATOを早めに連携しておくとスムーズ
  • 返金がある場合もあるので、しっかり準備してお得に節税しよう!

収入証明・MyGov連携・銀行情報がそろえば、あとは「申告するだけ」。
自分でできる人は無料、心配な人は日系の税理士サービスを活用するのがおすすめです。

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