オーストラリアでの大学院留学を考えている方の中には、
「生活費ってどれくらいかかるの?」
「家賃や光熱費はどれくらい見積もればいい?」
「実際にやっていけるの…?」
と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、2022〜2023年にアデレードで大学院に通っていた筆者の実際の家計簿をもとに、リアルな生活費と収入のバランスを公開します。
実際にどのように節約していたか、どんな工夫をして乗り切ったのかもご紹介しますので、留学費用の計画にぜひ役立ててください。
🏡 家計簿の前提|当時の生活環境
- 居住地:南オーストラリア州アデレード
- 滞在期間:2022年〜2023年(大学院在学中)
- 滞在形態:シェアハウス(1部屋個室・水道光熱費別)
- 移動手段:自家用車あり
- 就労状況:パートタイムで複数の仕事(平均月収 約2000ドル)
月の支出まとめ|オーストラリア大学院生のリアルな生活費
費目 | 月額 | 補足 |
---|---|---|
家賃 | $464 | $116/週のシェアハウス |
ネット・光熱費 | $100 | 電気・ガス・Wi-Fi込み(分担) |
スマホ | $15 | 格安SIMプラン利用 |
食費 | $350 | 自炊中心/配給・無料ランチも活用 |
外食 | $150 | たまの息抜きに |
車両保険 | $80 | 任意保険(Comp.含む) |
ガソリン代 | $150 | 実習や通学・アルバイトで必要 |
医療費 | $70 | 留学生向け保険+実費の一部 |
民間保険 | $25 | 歯科検診・Physio割引あり |
日用品・雑費 | $100 | 洗剤・文房具・衛生用品など |
合計 | $1504/月 | ※固定費+変動費 |
備考:Rego(自動車登録費)は年額$670だったので、月割り換算で約$56。
節約の工夫ポイント
- 大学で配布される無料ランチを活用(週1〜2回)
- チャーチやコミュニティのフードバンクで、野菜・果物・パンを受け取ることも可能
- 格安SIM(Everyday Mobile)に切り替えて、スマホ代を大幅カット
- シェアメイトと買い物・調味料を共同購入し、食費と日用品を節約
食費や外食費は、やりくり次第でもっと減らせました。
収入の内訳|学生ビザでもここまで稼げた
項目 | 月収目安 | 備考 |
---|---|---|
アルバイト収入 | 約$2000/月 | 平均/大学の休暇期間に集中して勤務 |
その他収入 | 約$2180/月 | 自己貯金・JASSO学生ローン等 |
合計月収:$4180(※留学費・学費支出を除く)
学生ビザの就労制限(2週間で40時間)内で働くには、時給の高い仕事やシフトの調整力がカギです。
👉 実際に筆者がどんなバイトをしていたかは、こちらの記事で詳しく紹介しています:
📎 オーストラリア大学院留学中にできたバイト3選|仕事内容と探し方
⚠ 留学生ならではの注意ポイント
- 医療費は海外留学生保険(OSHC)に加えて民間保険に加入することで、Physio(理学療法)や歯科検診が割引になりました。
- 車を所有する場合は、ガソリン代や保険、Rego(登録料)も含めて計算が必要です。
- 就労は許可されていても、学業・実習との両立はかなり大変!スケジュール管理が重要です。
🧾 まとめ|大学院留学は節約次第で現実的!
オーストラリアの大学院留学中の生活費は、工夫すれば月1500ドル程度でもやりくり可能でした。
もちろん家族構成や都市によって違いはありますが、「思っていたより現実的だった!」というのが私の正直な感想です。
- 自炊・配給・シェア生活で支出を抑える
- スマホや保険は現地の格安プランを活用
- 学生ビザの範囲で効率よく働き、収入を確保する
これから留学を検討している方は、ぜひ自分に合った「節約スタイル」を見つけてみてくださいね。
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