オーストラリアで働くなら知っておきたい!Tax Free Thresholdを活用した節約術

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はじめに|Tax Free Thresholdって何?どう使うの?

オーストラリアで仕事を始めると、最初に雇用主から税金に関する書類を渡されます。
その中にあるのが、「Tax Free Thresholdを申請しますか?」という選択項目

初めて見ると「Yesにしないと損するのかな?」と思いますよね。
でも、実はあえて「No」を選ぶことで、Tax Return(確定申告)でまとまった返金を受けられ、結果的に貯金につながる方法もあるんです。

この記事では、私自身の実体験を交えながら、Tax Free Thresholdの仕組みと活用法をわかりやすく解説します。

▶︎Tax Returnについて知りたい方はこちらの記事を参照。
【2025年版】ワーホリ・留学生向けTax Return完全ガイド|必要書類・申告方法・Medicare Levy免除まで解説


Tax Free Thresholdとは?仕組みをやさしく解説

オーストラリアでは、年間$18,200までの所得に税金がかからない「非課税枠」があります。これがTax Free Threshold(タックス・フリー・スレッショルド)です。

雇用主に「私はこの非課税枠を使います」と申告することで、毎回の給料から引かれる税金が軽減される仕組みになっています。


就職時に提出する「TFN申告書」とは?

仕事を始める際に記入する書類に、以下の質問があります:

Do you want to claim the tax-free threshold from this payer?
→ Yes / No

この選択肢が、後の税金・返金額に大きく関わります。


私はあえて「No」を選んでいます

私はいつも、「Tax Free Thresholdは申請しません(No)」を選択しています。

理由はシンプル:

  • 毎月の給料では多めに税金が引かれる
  • でも、毎年7月にTax Returnでその分がまとめて返ってくる
  • 返金分をそのまま「強制的な貯金」として活用

つまり、使いすぎ防止+貯金強化のためのマイルールなんです。


返金される金額の目安は?

金額は年収・控除・副業の有無などで変わります。

副業や複数の雇用主がいる方は、一箇所だけ「Yes」、それ以外は「No」にするのが原則。これを間違えると、逆に税金を追加で払うことになるので要注意です。


「Yes」にするとどうなる?

選択肢結果
Yes毎月の手取りが多くなるが、年末の返金は少なめ
No毎月の手取りは少なめだが、年末にまとまった返金あり

「こまめに受け取りたい」か「あとでまとめて受け取りたい」か、自分の家計スタイルに合わせて選べるのがオーストラリアのいいところです。


Tax Returnで返金されたらどうしてる?

私は毎年7月〜8月にMyGov経由でTax Return(確定申告)を提出し、返金された分をすべて高金利口座に自動で移すように設定しています。

「臨時ボーナス」のように使ってしまうともったいないので、強制貯金ルールを作ると家計が安定します◎

返金されたお金はどう管理する?という方は、
▶︎オーストラリア留学生・ワーホリ必見!銀行口座の選び方とおすすめの銀行3選【2025年版】


まとめ|こんな人におすすめの方法です

  • 貯金が苦手で、無意識に使ってしまう方
  • 給与明細の管理が苦手な方
  • 毎月より「年に1回ドカンと返ってくる方が嬉しい」方

Tax returnで損をしないために、Medicareのない留学生やワーホリの方はこちらのMES申請をお忘れなく!▶︎【2025年版】オーストラリアのTax Returnに必要?Medicare Entitlement Statementの申請方法と注意点

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