こんにちは、オーストラリア在住アラサーママのMiwaです!
初めての妊娠・出産は、誰にとっても不安がつきものですよね。私はオーストラリアでスピーチパソロジストとして新卒で働く中で妊娠がわかり、海外で出産を経験しました。この記事では、妊娠生活の過ごし方、つわりの対策、帝王切開による出産体験談までリアルな記録をお届けします。これから出産を迎える方や海外での妊娠に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
妊娠がわかった時の正直な気持ち
新卒でスピーチパソロジストとして働き始めて半年ほど経った頃、妊娠が判明しました。計画より少し早めの妊娠で、これからのキャリアや家計のこと考えると戸惑いを感じたのを覚えています。
嘔吐恐怖症の私が一番心配だった「つわり」
私は子どもの頃から嘔吐恐怖症で、妊娠中のつわりが何よりも心配でした。母がひどいつわりで苦しんでいた記憶もあり、妊娠がわかった時から一番の不安はつわり。
しかし、幸運にも軽いつわりで済みました!私の場合はとにかく疲れと眠気がすごかったです。オーストラリアではつわりの吐き気に対して吐き気止めの薬を処方してもらえるので、妊娠初期を比較的快適に乗り切ることができました。これから妊娠される方、つわりの吐き気が心配または吐き気に苦しんでいる方は早めにかかりつけ医へ相談することをおすすめします。
妊娠中期〜後期の過ごし方|快適な妊娠生活
妊娠中期から後期にかけては、自分が妊婦であることを忘れてしまうほど快適な毎日でした。
26週目にはパートナーと日本への一時帰国も。JALのキャビンクルーの方々がとても親切で、快適な空の旅ができました。
日本とオーストラリアの妊婦文化の違い
日本では「妊婦なんだから」と周囲から行動を制限されることが多く、少し窮屈に感じる場面も。一方、オーストラリアでは妊婦である前に一人の大人として自己決定が尊重される文化があり、精神的にとても楽でした。
オーストラリア公立病院の妊婦健診の特徴
私はオーストラリアの公立病院(Public Hospital)で出産することを選びました。
理由は以下の通りです:
- 医療費が無料
- 医療設備が整っている
- トラブル時には即座に対応可能
ただ、公立病院では毎回担当医が変わるという特徴があり、健診内容や説明に多少の違いがあるのが少し不安要素でした。しかし、疑問・懸念点があればいつでも親身に回答してくれたので、不安はすぐに解消されました。
予定日が近づき…誘発分娩から帝王切開へ
産休に入る直前、赤ちゃんの成長が少しスローダウンしていることがわかり、誘発分娩(Induction)が決定。週2回の通院を経て、誘発予定日に入院しました。
しかし、思ったようにお産は進まず翌日に再入院。促進剤・破水処置・無痛分娩と進んだものの、陣痛の進行が思わしくなく、最終的に帝王切開(C-Section)となりました。
帝王切開のリアルな体験談
手術室へ運ばれ、麻酔を追加。手術開始からわずか数分で無事に息子が誕生しました。初めての我が子を胸に抱いた瞬間、ようやくホッとして涙が溢れました。
帝王切開は不安もありましたが、安全で迅速なお産方法として感謝しています。術後はリカバリールームで看護師さんにアイスをもらい、空腹だったこともあり、人生で一番美味しいアイスだったように感じました。
産後の傷の痛みへの心配もあったのですが、実はほとんど痛みを感じることがなかったんです!常に看護師さんが傷や痛みの状態を確認しに来てくれ、必要があれば投薬してくれ、退院後も強めの痛み止めを処方してもらったのでかなり快適に回復できました。
出産直後の心境
産後すぐは完全に高揚感と現実感のなさに包まれていました。夜中まで家族へ連絡をしたり、息子の身長・体重を測ったり。今振り返れば、あれが産後ハイかという感じ。その後は睡眠不足やホルモンの変化でちょっとしたことで落ち込んだり、悲観的になる日々がしばらく続きました。が、今は回復!
妊娠・出産を通して感じたこと
妊娠生活も出産も、思い描いていた通りにいかないことばかりでした。けれど今、息子がキャッキャと笑う姿にどんなことがあっても癒されてしまいます。
海外での出産は、言葉や文化の違いで不安も多いかもしれませんが、オーストラリアの出産医療は非常に安心感があり、サポート体制もしっかりしています。
まとめ|嘔吐恐怖症の私でも乗り越えた妊娠・出産
- 嘔吐恐怖症でも薬のサポートで快適に妊娠初期を乗り越えた
- オーストラリアの妊婦健診は公立・私立ともに選択肢が豊富
- 誘発分娩から帝王切開へ、安全第一で無事に出産
- 帝王切開後のペインマネジメントが素晴らしい
- 海外出産でも安心して挑めた
これから妊娠・出産を迎える方へ少しでも参考になれば幸いです。海外での妊娠生活は決して怖いものではなく、きっと自分らしいお産ができるはずです。
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