こんにちは、オーストラリア在住のMiwaです。
出産後、腰の痛みがひどく「抱っこもつらい」「寝返りも痛い」という毎日…。そんなとき、現地の友人にすすめられて“ウィメンズヘルス専門の理学療法士(Physiotherapist)”に通ってみたところ、想像以上に丁寧で、効果抜群のケアが受けられました。
この記事では、オーストラリアでの理学療法士の仕組みや予約の流れ、実際の施術内容、費用のカバー方法まで、初心者にもわかりやすくまとめます。
オーストラリアの理学療法士ってどんな人?
日本でいう「整体師」に近い存在ですが、オーストラリアの理学療法士(Physiotherapist)は国家資格を持った医療専門職です。筋肉・関節・骨格・神経など幅広く対応し、科学的根拠に基づいた治療を提供しています。
理学療法士の特徴:
- 独立してクリニックを運営している人も多い
- 医師(GP)の紹介があればMedicareの一部補助あり
- 専門分野によって内容が大きく異なる
専門分野いろいろ!産後ケアに特化した「ウィメンズヘルスPhysio」
私は出産後の腰痛と骨盤のゆるみが気になり、「Women’s Health Physiotherapist(女性の健康を専門とする理学療法士)」にかかることにしました。
他にも以下のような専門分野があります:
専門分野 | 主なサポート内容 |
---|---|
Women’s Health | 産後の腰痛・骨盤底筋ケア・尿もれなど |
Sports Physiotherapy | スポーツ障害・リハビリ |
Neurological | 神経系の疾患(脳卒中など) |
Paediatric | 子ども向けの姿勢・運動発達支援 |
予約から診察までの流れ
Step 1:GPで「Care Plan(ケアプラン)」を作成
まずはGP(かかりつけ医)に相談し、Mental or Physical Care Planを作成してもらうと、年間最大5回分の診察がMedicareで部分補助されます。
Step 2:事前アンケートでしっかりアセスメント
予約後、メールで問診票(アンケート)5問ほどが届きました。生活スタイル、出産時の状況、現在の不調などを細かく確認されます。
Step 3:初回セッション(60分)
- 生活状況・症状をじっくりヒアリング
- 超音波(エコー)機器で腹筋や骨盤底の状態を可視化
- 状況に応じてマッサージや鍼治療も実施
- 自宅でできる運動を、写真つきで説明
実際に私は、腰痛に対してマッサージ+鍼治療を受けましたが、翌日から痛みが大幅軽減。感動レベルでした…!
費用と保険カバーについて
項目 | 内容・金額(例) |
---|---|
初回費用 | 約$130〜$150(60分) |
Medicareカバー | 約$56(1回あたり) |
自己負担額 | $70〜$90(残額) |
Private保険対応 | カバー内容による(Extrasで補助あり) |
💡Medicare回数を使い切った後は、Private Insuranceの補助が利用可能です。保険会社のExtras項目に「Physiotherapy」が含まれているか確認しましょう。
なぜ産後ケアに理学療法士がいいの?
産後の体は、骨盤・筋肉・ホルモンバランスが大きく変化します。放っておくと、以下のような症状が慢性化することも。
- 腰痛・骨盤の痛み
- 尿もれや腹直筋離開
- 姿勢の悪化・肩こり
- 抱っこ・授乳時の体の負担
ウィメンズヘルスPhysioなら、こうした産後特有の悩みに特化したケアを受けられるため、1回のセッションで効果を実感できることも多いです。
実際に受けてみて感じたこと
- 専門的な知識があるから安心して話せた
- 子連れOKのクリニックだったので通いやすい
- 「体が整うと気持ちまで前向きになる」と実感
- もっと早く行けばよかった!
まとめ|オーストラリアの理学療法士は産後ママの強い味方!
- 国家資格を持つ信頼できる専門家
- 産後ケアに特化したWomen’s Health分野あり
- Medicare・Private保険で費用を抑えられる
- マッサージ・鍼・運動指導など内容が充実!
「出産してからなんだか体の調子がおかしい…」と感じている方は、がまんせず、専門家の手を借りてみてください。 私は本当に行ってよかったと思っています!
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