【2025年版】オーストラリア育児制度まとめ|保育・育休・ファミリー支援

育児制度・支援
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、Miwaです!オーストラリアで子育てをしていると、「保育園ってどうやって探すの?」「育休や補助金って誰がもらえるの?」と疑問に感じたことはありませんか?

この記事では、私の実体験を交えながら、オーストラリアで活用できる子育て支援制度(Child Care Subsidy、Parental Leave Pay、Family Tax Benefitなど)をわかりやすく解説します。これから出産・育児を始める方、海外育児に不安のある方はぜひ参考にしてください!


1. オーストラリアの保育制度(Child Care Subsidy)

Child Care Subsidy(CCS)とは?

CCSは、認可された保育施設の費用を最大90%まで政府が補助してくれる制度です。

主なポイント:

  • 世帯収入に応じて補助率が変動(低所得層ほど高補助)
  • 保護者の就労・学業・求職状況により適用時間が決定
  • 申請はmyGov → Centrelink経由でオンライン申請可

保育施設の種類と特徴

保育形態特徴
Long Day Care一般的な保育園。朝7時〜夕方6時など長時間預かり
Family Day Care保育者の自宅で少人数保育(家庭的な雰囲気)
Occasional Care週1〜2回など柔軟な一時預かりに対応

💡ポイント: CCSを使えば保育料が半額以下〜最大90%OFFになることもあります!


2. 育児休暇制度(Parental Leave)

Parental Leave Pay(PLP)とは?

オーストラリア政府が提供する有給育児休暇制度で、出産後に最大22週間分の支給が受けられます(2025年現在)。

主な特徴:

  • 国の最低賃金ベースでの支給(2025年:週$882.75相当)
  • 母親だけでなく、父親やパートナーも取得可能
  • 申請は出産予定日の3ヶ月前からmyGov経由で手続き可能

実体験メモ:
わが家では、パートナーがこの制度を利用して育休を取得。金銭的にも精神的にも大きな支えになりました!詳細はこちら👉【2025年版】myGovとCentrelinkの使い方|出産・育児給付金申請のステップバイステップ


3. Family Tax Benefit(ファミリータックスベネフィット)

Part A / Part B の違い

種類対象と内容
Part A子どもの年齢・人数・世帯収入により変動(一般家庭向け)
Part B片親・1人が低所得の家庭向けの追加補助
  • 支給方法:2週間ごとの振込 または 年間一括払いが選択可能
  • 申請方法:myGov → Centrelinkで申請(子どもの登録が必要)

Rent Assistance(家賃補助)

  • FTB受給者で、賃貸物件に住んでいる場合に追加支給
  • 家賃額や世帯構成により金額が決定

4. その他の子育て支援制度

Child Dental Benefits Schedule(CDBS)

  • 2〜17歳対象
  • 最大$1,052までの歯科治療費を2年間で補助
  • 利用にはMedicare登録が必要

Immunisation Schedule(予防接種)

定期的な予防接種は無料で提供されていますが、実は一部の医療費が自己負担となる場合もあります。

💡そんなときは「Medicare rebate(医療費の払い戻し制度)」の対象か確認しておくのがおすすめです。
👉 【2025年最新】Medicare rebateの申請方法まとめ|自分で申請?クリニック任せ?保険との違いも解説

特に理学療法士や言語療法士、カウンセリングなどAllied Healthサービスでは、一度全額を支払ってから後日Medicare口座に返金されるケースがよくあります。仕組みを知っておくと安心です。


5. 申請のコツと私の体験談

私自身、CCS、Parental Leave Pay、FTB、CDBSをすべて利用してきました。特に保育園費用が80%以上補助されたことや、パートナーが育休を取得できたことは大きな助けになりました。

申請時に気をつけたいポイント:

  • myGovとCentrelinkを事前にリンクしておく
  • 必要書類(出生証明、ビザ情報、所得証明など)を事前に準備
  • Centrelinkアプリを使えば手続きや進捗確認が簡単!

6. まとめ|支援制度を上手に使って、安心の子育てを

オーストラリアには、育児中の家庭を支えるさまざまな制度があります。
保育費用の補助、育児休暇、現金給付、医療支援などを上手に活用することで、金銭的な負担を大きく減らし、安心して子育てや仕事・学業と両立できます。


関連記事はこちらもおすすめ!

タイトルとURLをコピーしました