こんにちは、Miwaです。
オーストラリアで子育てをしながら暮らす中で、「日本と制度が全然違う!」「もっと早く知りたかった!」と思ったことがたくさんあります。
この記事では、オーストラリアの育児制度を初めての人にもわかりやすく、現地ママの視点でまとめました。
オーストラリアの育児制度、どんな特徴がある?
- 働く親へのサポートが手厚い
- 育休制度は柔軟かつ長期取得可能
- 保育園の政府補助が充実している
- 性別問わずパートナーも育休OK
📅 育児休業(Parental Leave)
💡 無給の法定育児休暇(Unpaid Parental Leave)
- 最長12か月(希望すればさらに12か月延長申請可)
- 子どもが1歳になるまで育児に専念できる
- 雇用主が「元の職場への復帰を保証」する義務あり
💰 有給育児休暇(Parental Leave Pay)
- 政府から支給される給付金(※2025年時点で最大22週間)
- 1週間あたりNational Minimum Wage相当が支給(約$882.75)
- 過去13か月のうち10か月働いていたことが条件
🧑🤝🧑 Partner Pay(パートナーの育休)
- パートナーも2週間分の育児給付金が取得可能
- 通常のAnnual Leave(有給休暇)と合わせて長期休暇も可能
🏫 保育園(Childcare)と補助制度
オーストラリアの保育は、日本のような「認可保育園」ではなく、民間を含めた多様な施設から選びます。
主な選択肢
種類 | 特徴 |
---|---|
Long Day Care | 一般的な保育園(8〜10時間/日) |
Family Day Care | 登録家庭で預かる小規模保育(少人数) |
Occasional Care | スポット利用型(時間制) |
Kindergarten/Preschool | 3〜5歳向けの教育的プログラム |
💰 Child Care Subsidy(チャイルドケア補助金)
- 家庭の収入に応じて最大90%まで保育費が補助される
- 2023年7月の制度改定でより多くの家庭が対象に
- MyGovで申請・更新、定期的に再計算される
🕰 柔軟な働き方(Flexible Work Arrangements)
- 子育て中の親は、リモート勤務・時短勤務・シフト調整などを企業に要望できる権利あり(Fair Work法)
- 雇用主には配慮義務がある(ただし応じる義務はない)
💡 実際どう?オーストラリアで子育てしてみて
実際に現地で子育てしている私の感想は:
- 「働くこと=子どもを犠牲にする」という感覚が少ない
- 周囲のサポートや社会の目が優しい
- 育休・保育園利用を「当たり前の権利として使える」
✅ まとめ:オーストラリア育児制度のポイント
制度 | 内容 |
---|---|
育児休業 | 最長2年間の延長も可能(雇用主への申請) |
Parental Leave Pay | 約22週間、有給育児給付金(収入制限あり) |
Child Care Subsidy | 所得に応じて最大90%補助 |
パートナーの育休 | 最大2週間の支給制度あり |
柔軟な働き方 | 法的な要望権がある(時短・在宅など) |
🔗 関連リンク(内部リンク)
- 子育てしながら専門職で働くってどう?体験談つき
- オーストラリアでの保育園選び完全ガイド
- 妊娠〜出産〜育休取得までの流れ
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