【2025年最新版】オーストラリアで利用できる子育て給付金と補助制度まとめ|Centrelinkの育児支援を徹底解説

【2025年最新版】オーストラリアで利用できる子育て給付金と補助制度まとめ|Centrelinkの育児支援を徹底解説育児制度・支援
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こんにちは、オーストラリア在住のMiwaです!

産休・育休中は、どうしても「お金の不安」がつきものですよね。
特に物価が高騰しているオーストラリアでは、出産後の生活費や保育料の負担が心配…という方も多いのではないでしょうか?

また、

  • 「保育園ってどうやって選ぶの?」
  • 「育児給付金ってどこから支給されるの?」
  • 「Centrelinkって使い方がわかりづらい…」

といった疑問を感じたことがある方も多いはず。

本記事では、現地で子育て中の筆者の実体験をもとに、以下のようなオーストラリアの育児支援制度をわかりやすく解説します:

また、申請に役立つCentrelinkの使い方や書類準備のコツもご紹介しています。


1. オーストラリアの保育制度(Child Care Subsidy)

Child Care Subsidy(CCS)とは?

Child Care Subsidy(CCS)は、オーストラリア政府が提供する保育料の補助制度で、認可保育施設の利用料金が最大90%補助されます。1日あたり約AU$130〜AU$180ほどと保育料が高額のため、この補助金は大変助かります!

主なポイント:

  • 世帯収入に応じて補助率が変動(低所得層ほど高補助)
  • 保護者の就労・学業・求職状況によって週あたりの補助時間が決定
  • 申請はmyGov → Centrelink経由でオンライン申請可

保育施設の種類と特徴

保育形態特徴
Long Day Care一般的な保育園。7:00〜18:00など長時間対応
Family Day Care保育者の自宅で少人数保育(家庭的な雰囲気)
Occasional Care週1〜2回など柔軟な一時預かりに対応

Child Care Subsidy(CCS)適用後の実質負担

CCSにより、世帯収入や就労状況に応じて保育料が最大90%補助されます。

たとえば:

  • 年収$180,000以上 → 補助率は低くなり、1日$100前後の負担も
  • 共働き・年収$80,000未満の家庭 → 実質1日$20〜$40程度

2. 育児休暇制度(Parental Leave)

Parental Leave Pay(PLP)とは?

出産後に一定期間、政府から育児休業手当が支給される制度です。2025年から最大22週間の支給が可能となっています。

主な特徴:

  • 国の最低賃金ベースでの支給(2025年:週$882.75相当)
  • 母親だけでなく、父親やパートナーも取得可能
  • 申請は出産予定日の3ヶ月前からmyGov経由で手続き可能

実体験メモ:
わが家では、パートナーがこの制度を利用して育休を取得。金銭的にも精神的にも大きな支えになりました!


3. Family Tax Benefit(ファミリータックスベネフィット)

Part A / Part B の違い

種類対象と内容
Part A一般家庭向け。子どもの年齢・人数・収入で変動
Part B片親・1人が低所得の家庭向けの追加補助
  • 支給方法:2週間ごとの振込 または 年間一括払いが選択可能
  • 申請方法:myGov → Centrelinkで申請(子どもの登録が必要)

Rent Assistance(家賃補助)

  • FTB受給者で、賃貸物件に住んでいる場合に追加支給
  • 家賃額や世帯構成により金額が決定

4. その他の子育て支援制度

Child Dental Benefits Schedule(CDBS)

  • 2〜17歳対象
  • 最大$1,052までの歯科治療費を2年間で補助
  • 利用にはMedicare登録が必要

予防接種と医療費の払い戻し(Medicare Rebate)

オーストラリアでは、定期予防接種は基本的に無料で提供されています。乳幼児のワクチンも、スケジュールに沿って無償で受けることができます。

ただし、スピーチセラピーや理学療法、心理カウンセリングなどのAllied Health(アライドヘルス)サービスは、一部自己負担が発生することがあります。

そんなときは、Medicare Rebate(医療費の払い戻し制度)を活用すれば、後日一部または全額が返金される場合があります。

👉 詳しくは関連記事へ:
【2025年最新版】Medicare Rebateの使い方ガイド

返金対象や申請方法はサービス内容や医療機関によって異なるため、事前にMedicare対応かどうかを確認しておくと安心です。

5. 申請のコツと私の体験談

私自身、以下すべての制度を利用してきました:

  • Child Care Subsidy(保育料補助)
  • Parental Leave Pay(育休手当)
  • Family Tax Benefit(現金給付)

その中でわかった申請のコツはこちら👇

スムーズに申請するポイント

Centrelinkアプリを使えば、進捗確認や書類提出が簡単!

myGovとCentrelinkのアカウントを事前にリンク

出生証明書・ビザ情報・収入証明などの書類を早めに準備

申請時に気をつけたいポイント:

  • myGovとCentrelinkを事前にリンクしておく
  • 必要書類(出生証明、ビザ情報、所得証明など)を事前に準備
  • Centrelinkアプリを使えば手続きや進捗確認が簡単!

詳細はこちら👉
【2025年版】myGovとCentrelinkの使い方|出産・育児給付金申請のステップバイステップ


6. まとめ|支援制度を上手に使って、安心の子育てを

オーストラリアには、育児中の家庭を支える手厚い給付金・補助制度がそろっています。
申請の手間は多少かかりますが、上手に活用すれば月数万円単位の支援を受けることも可能です。

「自分は対象になるのか分からない…」という方も、まずはmyGovから情報を確認してみましょう。
この記事が、あなたの子育ての一助になればうれしいです。


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