こんにちは。オーストラリアで育児中のMiwaです!
慣れない育児で毎日ヘトヘト。そして、いつも眠い!
少しでも時間があれば、とにかく休みたい私は、
気がつけばトーストとコーヒーだけで済ませてしまう日も少なくありませんでした。
そんなとき、GPに作ってもらった「Care Plan(ケアプラン)」をきっかけに、栄養士さんとのセッションを受けることに。
正直、「レシピなんてネットで調べればいいし、本当に栄養士さんの力が必要なのかな?」と半信半疑でした。
でも、実際に受けてみると本当に良かったんです!
この記事では、栄養士さんとのセッションまでの流れと、実際に取り入れてみた食生活のリアルな改善点についてご紹介します。
Care Planって何?管理栄養士にも相談できるって知ってた?
Care Plan(ケアプラン)とは?ケアプランとは、6ヶ月以上続く慢性的な健康状態や、長期的なサポートが必要な人に対して、GPが作成してくれる健康管理プランのことです。
このプランがあると、アライドヘルス(Allied Health)と呼ばれる専門職の医療サービスを、年に最大5回までMedicareの補助を受けながら利用することができます。
アライドヘルスには、理学療法士(Physiotherapist)や作業療法士(Occupational Therapist)、管理栄養士(Dietitian)などが含まれます。
たとえば「産後の疲労がなかなか取れない」「食生活の乱れが続いている」「持病の状態に不安がある」といったケースでも、ケアプランの対象になることがあります。
私がCare Planを作ってもらったきっかけは、「持病の腰痛を改善したくてPhysio(理学療法)を受けたい」とGPに相談したことでした。
そのときにGPから現在の食生活を改善するべく、栄養士とセッションをすることを勧められました。
セッションでは、単に腰痛や食事の悩みだけでなく、「ちゃんと眠れてる?」「食生活はどう?」といった日常全体に目を向けた質問をしてくれて、体と心の状態を包括的に評価したうえで、必要なサポートや改善のヒントをアドバイスしてもらえました。
👉 Care Planの申請方法、rebateについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ オーストラリアのメンタルヘルスケアプランとは?GPでの手続き方法・カウンセリング費用も解説
▶︎【2025年版】Medicare rebateの申請方法|自分で申請する?クリニック任せ?保険との違いも解説!
充実していた1時間のオンラインセッション
実際のセッションは、Zoomを使った約1時間のオンラインセッションでした。
最初は「画面越しでちゃんと相談できるのかな?」と少し不安もありましたが、驚くほど丁寧に、そして細やかにヒアリングとアドバイスをしてもらえました。
特に印象的だったのは、その場で私の食事内容をもとに、タンパク質・鉄・カルシウム・食物繊維などの摂取状況を整理しながら、具体的な提案をしてくれたことです。
たとえば、
- 朝食にトースト(ジャム or ハム&チーズ)を食べている
→ ハム&チーズはOK。ジャムだけの日は、チーズなどタンパク質をプラスすると◎。 - 昼食にハムチーズトーストや、白米にふりかけだけの日がある
→ ハムチーズトーストはそのままでOK。白米の日は、夜ごはんの残りのチキンや冷凍のお魚を添えると栄養バランスがアップ。 - コーヒーはミルク多めで飲んでいる
→ ミルクの量を意識的に増やすことで、カルシウムとカロリー補給につながる。
栄養士とのセッションというと、現実離れした理想論ばかりを押しつけられるのでは…と少し構えていたのですが、実際には「今の食生活にプラス1、マイナス1」といった現実的で実行しやすいアドバイスが中心でした。
何より嬉しかったのは、「これならできそう」と思える提案ばかりだったこと。
無理な制限ではなく、今の生活スタイルに寄り添ってくれるアプローチに、とても安心感を覚えました。
オンラインだから、子どもがいても受けやすかった
今回のセッションはZoomで受けられたのがとても良かったです。
わざわざ出かける必要もなく、授乳の合間やお昼寝中に自宅で完結できたのがとても助かりました。
少しくらい赤ちゃんが泣いても「大丈夫ですよ」と対応してもらえたのも心強かったです。
母乳とママの栄養状態の関係も初めて知った
セッション中に言われたことの中で一番驚いたのが、
「母乳はどんな状況でも“赤ちゃんにとって最適な栄養”になるよう、母体からどんどん栄養が奪われる」という話。
つまり、ママの体に栄養が足りていない状態でも、母乳の質を保つために自分の栄養ストックが削られていくのです。最近本当に疲れやすいなと感じていたのにも納得。
「とにかく、しっかり食べて、水分補給をして。」と言われたのがとても印象的でした。
セッション料金とMedicare返金について
- 栄養士の1回あたりの料金:約$175
- Medicareからの返金額:約$60(Care Plan対象)
※初回はやや高く感じましたが、内容の充実度を考えると十分元が取れた実感があります。
セッション後、食生活はどう変わった?
栄養士からのアドバイスを取り入れてから、特に意識したのが「3食すべてにタンパク質を取り入れること」。
以前は朝はトースト、昼は白米だけだったのが、ハムやチーズ、魚や納豆を加えるように。しばらくして、活動量を増やしても疲れにくくなった気がします。
夜ごはんも、あれこれ悩む時間を減らしてInstant Potを活用してタンパク質をプラスできるようにしています。
鶏肉+野菜+豆+スープのような放っておいても栄養満点なレシピが定番になりました。
👉 我が家のInstant Pot活用術はこちらで紹介しています
▶ 【時短レシピ】育児中でも使いやすいInstant Potの活用術とおすすめメニュー3選
まとめ:大満足の栄養士サポート
正直、最初はあまり期待していませんでした。
でも、「今の自分に合った食べ方」「育児中でも無理なくできる工夫」を提案してもらえたことで、安心感と行動のハードルが一気に下がった気がします。
Care Planを利用すれば費用面の負担も抑えられますし、育児中だからこそ、今の自分の体とちゃんと向き合う時間を取るのも大切だと実感しました。迷っている方にはぜひお勧めしたいサービスの一つです。