「英検1級なんて帰国子女かバイリンガルだけでしょ…」
そう思っていた私が、高校時代に1年間のカナダ留学を経て、英検1級に合格した実体験を紹介します。
✔️ 純ジャパ(海外経験ゼロ)でスタート
✔️ 高校2年で1年間ニュージーランドに留学
✔️ 高校3年で英検1級に合格!
日本生まれ・育ちの私がどうやってここまで来たのか?英語学習のモチベになるリアルストーリーをお届けします。
🔰 私の英語力のスタート地点
中学時代から英語の授業が大好きでした。と言っても、日本の普通の中学だったので教科書レベルの勉強内容。唯一、違ったのは「フォニックス」が最初に導入としてあったこと。このおかげで私は初見の単語も読めるようになり、読み書きレベルはぐんと上がりました。
そんな私はもっと英語を学びたい、いろんな世界を見てみたいと交換留学プログラムのある高校を選びました。留学先のニュージーランドは自分で選んだのではなく、留学プログラムに参加し、たまたま割り当てられた場所でした。
✈️ 高校留学で得たこと:英語だけじゃない「気づき」
ニュージーランドでの1年間は、最初の半年はまるで地獄。
・何を言っているか全然聞き取れない
・言いたいことが伝わらない
・寒い時期が続き気分も下がって意欲低下…
でも、耳が慣れる→単語が出てくる→会話ができるようになるのに、3ヶ月から半年で変化が出ました。語学留学は3ヶ月ごとに変化があると言いますが、帰国する頃には、
・現地の授業にある程度ついていける
・友だちと自然な英語で会話できる
・エッセイやプレゼンもできるように
帰国する頃には、英語が「怖くない」ものに変わっていました。
英検1級合格までの勉強ステップ
Step 1|単語対策:パス単1級で毎日反復
英検1級の最大の壁は「語彙力」です。特にReadingセクションはどれだけ語彙力があるかで合否が決まります。パス単1冊まるっと覚える気持ちで暗記しました!
・毎日の通学時間にパス単を眺める
・覚えにくい単語は英語で意味と使い方を書く
・とにかく反復練習!
Step 2|リスニング強化:過去問+TED+BBCで耳慣らし
英検1級のリスニングはスピードと内容の難しさがポイント。
・過去問10年分を解く
・TEDトークでスクリプト精読&音読
・BBC World Newsを毎日10分聴く+シャドーイング
Step 3|リーディング:速読トレーニングで処理スピードUP
・長文問題は「設問から先に読む」方法でスピードアップ
・過去問+BBC記事で多読習慣を確立
Step 4|英作文:型を覚えて繰り返し書く
・導入→理由2つ→反対意見に反論→結論 のテンプレで
・テーマ集やIELTSのトピックから毎日書いて添削をもらう(先生やLang-8を活用)
Step 5|面接:スピーチ+ディスカッション対策
・スピーチは1分間構成練習を毎日
・YouTubeで模擬面接動画を見て真似る
・「なぜそれを選んだか?」を深掘りできる練習
英検1級は「勉強力」と「慣れ」で取れる
正直、ネイティブのような英語力がなくても合格できます。
大事なのは…
- 出題傾向を分析して「戦略的に対策すること」
- 勉強を「継続できる仕組み」を作ること
- 「絶対に受かる」と自分を信じること
📚 使ってよかった参考書
- 英検1級 でる順パス単(旺文社)
- 英検1級 文で覚える短熟語(旺文社)
- 英検1級 100時間大特訓
- 英検1級 過去6回全問題集(旺文社)
- 英作文問題完全制覇(ジャパンタイムズ)
- TED, BBC(実践練習)
まとめ|「留学+継続学習」が鍵!
1年の高校留学は、確かに英語力を伸ばす大きなチャンスです。
でも、その後の「自分の努力」の方がもっと大切。英検1級をゴールにするのではなく、通過点として更なる英語力向上を目指すことをおすすめします。
「純ジャパだけど、1級を目指したい」
そんな方に、私の体験が少しでも励みになれば嬉しいです!
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